初戦で見えたなでしこの命運を左右するもの=日本女子代表 2?1 カナダ女
子代表
http://london.yahoo.co.jp/column/detail/201207260003-spnavi
■ ちぐはぐな攻撃が続いていた序盤
この日、シティ・オブ・コベントリー競技場で見た光景は、かつての五輪や女
子ワールドカップ(W杯)と大きく違っていた。現地の多くの人々が、 日本代
表ジャージのレプリカを身にまとい、日本人サポーターに記念撮影をせがんでい
る。場内アナウンスがなでしこの先発メンバーを紹介し始める と、会場全体か
ら大きな歓声が上がる。とりわけ、澤穂希が紹介されると、拍手と歓声はひと際
大きくなった。地元の人にしてみれば、「わが街にW杯 チャンピオンがやって
きた」ことは心躍る出来事なのだろう。それも、ただ勝った、ただ強かっただけ
ではない。なでしこジャパンは日本国民のみなら ず、フットボールの母国の民
にも親近感を与える、爽やかなチャンピオンと映っているようだった。
ピッチに目を移すと、なでしこジャパンはボールを使って丁寧にウォームアッ
プをしていた。一方のカナダは、スプリントやステップワークなど、身 体動作
トレーニングで十分に体を温めていた。とりわけ、11番を背負った小柄なボラ
ンチのスコットが俊敏な動きを見せていた。事前の情報では、ス トライカーの
シンクレアばかりに耳目が集まったと思われるが、彼女へのパスの供給先となる
スコットを自由にしないことがこの試合の鍵になると、あ らためて感じられた。
現地時間の午後5時、なでしこジャパン対カナダの試合がキックオフされた。
序盤はお互いに慎重な姿勢を崩さない。カナダはフィールドプレーヤー 10人
がしっかりと守備陣形を構え、なでしこのパス回しを制限する。川澄奈穂美が
タッチライン際に開いて起点を作ろうとするなでしこだったが、そ こから先に
進もうとすると選手間の意図が今ひとつかみ合わず、ちぐはぐな攻撃が続いていた。
■ 組織的な守備からリズムを整える
こういう展開の時には、何よりも先に失点をしないことが大事になる。なでし
こは、パスアタックで主導権をつかめなくても、もうひとつの武器であ る組織
的な守備から試合のリズムを整えていった。カナダは中盤の3選手、スコット、
カイル、マースソンに前を向かせると、なかなか鋭いパスを前線 に送ってく
る。澤、阪口夢穂を中心としたなでしこの中盤は、彼女らのパスコースを1つひ
とつ、確実に封じた。北中米予選や親善試合では、ディフェ ンスラインから
ボールを預かるスコットが攻撃の組み立ての中心を担っていたが、この日のカナ
ダのDFは、スコットとのパス交換をためらっていた。 なでしこの積極的に追
い込む守備がけん制になっていたのだ。カナダのためらいは、次第にあきらめに
変わっていった。カナダが、ディフェンスライン から苦し紛れにロングボール
を送ると、今度はなでしこのディフェンスラインが相手FWを先回りしてボール
を回収した。
前半10分過ぎには、メインスタンドの一般観客席で試合を見ていたカナダの
ハードマン監督が、たまらずピッチ脇のテクニカルエリアに降りていっ た。
GKとDFに、「まっすぐ縦ではなく、斜めに長いパスを出そう」とジェス
チャーで指示を送っていた。
カナダのFWシンクレアは、7月17日に行われた親善試合のブラジル戦で今
季17ゴール目を決め、代表通算得点を137に伸ばしていた。その データは
十分に驚異的だが、シンクレアは、ボールを受ける前の予備動作に工夫が足りな
い。立ち止まった状態から単純にゴールに向かって走るだけの 選手なので、岩
清水梓と熊谷紗希にしてみれば、恐れるほどの選手ではない。シュートを打たせ
る以前に、パスをカットしてしまえばいいだけの話だ。
このように、なでしこジャパンはFWとMFがボールの出所を抑え込み、DF
がコースとタイミングを読み切ってパスをカットするという、佐々木 (則夫)
監督体制で5年間積み上げてきたプレーをいかんなく発揮した。おそらく前半の
カナダは、事前に思い描いたプレーを全くやらせてもらえな かったのではない
だろうか。
■ 集団的かつ知的なプレーができるなでしこ
すると前半33分、なでしこジャパンは待望の先制点を挙げる。「同じ
INAC神戸のシノさん(大野忍)と、"言葉にしなくても分かる"といった プ
レー」で、川澄が狭い角度から「思い切り足を振った」。川澄の積極的な姿勢が
生んだゴールだ。しかし少し時間を巻き戻してみると、この得点を生 んだ背景
には、澤が大きく関与している。澤は左サイドの鮫島彩にパスを送った後、その
まま左サイドに寄っていき、もう一度パスを受ける体制に入っ ていた。ボール
は相手に当たってタッチラインを割ったが、プレーを再開させるスローインを澤
が投げた。地味なプレーだが、ここで澤が中央に戻らず 左でプレーしたこと
が、数的優位を作るきっかけになった。スローイン後、リターンパスを受けた澤
から大野に絶妙なパスが通った結果、左サイドの高 い位置で「余っていた」川
澄が、エリアの中に突っ込んでいけたのだ。
前半終了間際の追加点の場面も、シュートの2手前のプレーで大野が大きく左
に走り込んだことによって、相手のマークを混乱させることに成功し た。大野
からパスをもらった鮫島がクロスを上げると、今度は大儀見優季の動きにDFが
つられ、宮間あやのヘディングシュートにつながった。なでし こジャパンは、
パスの出し手と受け手という2人の関係だけでなく、3人目、4人目が先回りし
てボールに関われるからこそ、美しい得点を生むことが できる。女子サッカー
でここまで集団的かつ知的なプレーができるチームは、世界的にもまだまだ少な
い。幼少期から正確な技術と「考えるサッカー」 を身につけてきたからこそ、
なでしこたちにはそれができる。
■ 個々が「集団としてベスト」な判断を下せるか
ただし、後半だけを切り取れば、なでしこは0?1で負けということになる。
特に後半10分、左サイドで2対1の状況を作られ突破を許した失点 シーン
は、早急に解決すべき問題だ。サイドの守備は、DFとMFによる縦の連係が生
命線となる。その2人が分断された場合はサイドバック(この局 面では鮫島)
が、相手のスピードとスペースを消しながら対応する必要がある。だが鮫島は、
味方のカバーリングが間に合わないタイミングで相手に飛 び込んでしまった。
もちろんボールを奪えていれば、鮫島のファインプレーが褒めたたえられるべ
き場面であるため、この指摘も結果論にすぎない。サッカーという競技 におい
て、ピッチ上での出来事は複雑かつ変化が激しいものだ。判断に迷う場面は確か
にあるし、今後も必ず訪れるだろう。そんな時、個々が「集団と してベスト」
な判断を下すこと、そして判断したとおりに行動することが、なでしこジャパン
の命運を左右する。W杯当時のように、試合を重ねなが ら、なでしこの「知」
が磨かれていくことに期待しよう。
次戦スウェーデンとの試合は、7月28日、日本時間の土曜夜8時という絶好
の時間にキックオフを迎える。この試合に勝てば、なでしこジャパンは 出場全
12チームの中で、決勝トーナメント進出を一番乗りで決めることができる。
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、M 、 埼玉県桶川市坂田に住むカリスマ主婦森田順子
┃ Θ > 美人格闘家としても活躍中
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┃ Θ > 雛形あきこに似ていると評判の森田順子
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2012年7月26日木曜日
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